末梢循環 10 9月 2025 浮腫(むくみ)その2 体液を濃く保つ むくみの主な原因は、浮腫(むくみ)その1で述べたように、重力、静脈、リンパ管、運動不足の問題ですが、その他に体液が薄くなることによる滲みだし、病気による静脈圧の上昇、血管の透過性の亢進、などがあげられ… 続きを読む
末梢循環 31 8月 2025 浮腫(むくみ) その1: 静脈とリンパ管 静脈とリンパ管足のすねの骨に向かって指を押し付けると指が沈んでいくのが浮腫、むくみです。皆さんむくみを嫌がりますが、多少のむくみは体の中の体液の貯蓄ですので、「熱中症や脱水症を避けるのに左右の足に経口… 続きを読む
末梢循環 9 8月 2025 高山病にならないために アンデスなど高地に行く方は、高山病のリスクを知ってください。2000m、2500m、3000mと高くなるほど酸素が薄くなっていきます。酸素が薄くなると我々の体はしっかり呼吸しようとして深呼吸をします。… 続きを読む
末梢循環 2 7月 2025 夏を乗り切るための塩分と水分 夏の屋外の行楽、農業、厨房で働く方に必要な塩分と水分はどのくらい必要でしょうか? 高温、多湿の状態の強めの活動(穏やかな活動)で汗を多くかく場合に必要な水分は体重x10(5)ml/h、塩分は体重x0.… 続きを読む
不整脈 17 6月 2025 スポーツドリンクと経口補水液の違い 夏は塩分、ミネラル、水分を補充して、熱中症対策をしましょう。と言われますが、スポーツドリンクと経口補水液は何が違うのでしょうか? 糖質の量の違いです。スポーツドリンクは甘さによる飲みやすさのために砂糖… 続きを読む
心臓 10 6月 2025 肥満に伴う糖尿病のためにできる事 HbA1C(ヘモグロビンA1C)という1か月の血糖値の平均を示す数値は6.2以下が正常で、7以上は改善する必要があります。この数値の目安として糖尿病専門医のS先生はHbA1Cが7.0なら37度の微熱、… 続きを読む
末梢循環 30 4月 2025 認知症が心配な方は 認知症は脳の機能の老化です。脳は血流豊富な臓器です。逆に言えば血流が乏しいと脳の組織が悪くなり認知症になっていきます。もっとも良くないのは煙草です。煙草はガンが2倍、寿命が7年短くなることがわかってい… 続きを読む
心臓 28 4月 2025 大動脈蛇行と言われたら 健康診断の胸部X線で大動脈蛇行と指摘されることがあります。一言で言うと大動脈の老化の所見です。 大動脈は心臓から体に血液を運ぶ太い血管です。大動脈は心臓の出口から出て一旦上に向かい、腕、首や頭に血液を… 続きを読む
整形外科 26 3月 2025 肩こり 肩こりは頭を支える筋肉の緊張、血行障害、神経の緊張などにより引き起こされます。 現代の肩こりは、なんといってもブルーライトによる目の疲労からきている要素が強いでしょう。我々外来を担当する医師は、電子カ… 続きを読む
不整脈 5 2月 2025 塩梅(あんばい)とは 「いい塩梅」といいますね。料理で塩加減と酸味が適度であることがおいしさを決めることから、適度なバランスがいろいろな状況で大事だということです。塩分の摂取にも適度なバランスが大切です。塩分は現代では健康… 続きを読む