Brugada症候群疑いと言われたら
7月 27, 2026
心電図でBrugada症候群疑いと言われた方の1-5%に命のリスクの高い心室細動になりやすい、本当のBrugad症候群の方がいらっしゃいます。まず、自分の親戚に若くして倒れた方がいるか?ご自分が失神したことがあるか、の情報が大事です。いずれかに当てはまる方は薬剤不可や臨床所見を通じて必要に応じて、植え込み型除細動器の植え込みで心室細動による命のリスクを回避します。
植え込み型除細動器の必要のない方も含めて、狭心症の精密検査が必要です。Brugada症候群疑いで認められる心電図変化の要素である、右脚ブロックと前胸部誘導(V1-V3)はいずれも心臓の血の巡りが悪くなりやすい冠攣縮性狭心症の所見でもあります。胸部レントゲン像で心拡大がないか?心エコーで心筋肥厚、心室拡大や弁膜症がないか?1日心電図で冠攣縮の所見や期外収縮の増加がないかを確認します。また運動負荷心電図により脈拍、血圧、心筋の虚血の有無を確認します。結果的に生活習慣の改善を必要とする方は多く、投薬が推奨されることもありますので、放置せずに受診をお願いします。(爽心会 心臓クリニック藤沢六会 磯田 晋 2026/7/26)

