肥満、BMI高値、腹囲高値と言われたら
今は飽食の時代ですが、かつてヒトは生き残るために飢餓を乗り越える必要がありました。食べられる時に体内に脂肪としてエネルギーを蓄積したのです。現在では肥満は心臓の負担を増やし、血管を老化させ、血栓で臓器を障害させる原因ですが、この本能と意志で戦う必要があります。若いころは代謝が高いので、少しぐらい食べても燃やしてしまいます。20台半ばを過ぎると代謝が落ちてきます。一度大きくなった胃袋は小さくならないので余ったカロリーが主にお腹についていくことになります。脂肪のもとになるのは甘いもの、果物、お酒、脂っこいものです。蛋白と野菜はあまり体に付きませんのでしっかりとってください。お菓子やお酒は摂った分つくと思ってください。100gお菓子やアイスクリームを食べたら100gつくと思ってください。ポテトチップやクッキーのような油を使ったお菓子は油の分、よりカロリーが高めです。お酒の場合はアルコールが砂糖を半分に割ったものでほぼ同じですから、アルコールのグラム数とお酒に入っている糖質がそのまま体につくと思ってください。例えば5%のビールでは350mlにアルコールが14g、糖質がほぼ同量入っていますから計36gの体重増になります。これを燃やすには歩行なら体重x5x時間(カロリー) ÷4が必要な糖質グラム(4kcalが砂糖1g)、ですのでビール350ml分のカロリーを燃やすには60kgの方は30分の歩行が必要です。油1gは9kcalで、砂糖の2倍以上のカロリーですので、脂身は極力控えましょう。果物100gには糖質が10-15g入っていますので、気を付けましょう。野菜にはほとんど糖質が入っていませんのでしっかり食べましょう。野菜ジュースの糖質はご飯1/6膳分です。
痩せようと思ったら、昼ごはんはサラダチキンと野菜、おやつはちくわ、かまぼこ、はんぺん、魚肉ソーセージ、禁酒、納豆ご飯、塩味などのミネラルを足して満足度上げるようにしましょう。
まとめ: 肥満は摂取カロリーと体が必要とするカロリーのアンバランスで起きます。摂取を控えて運動を増やしましょう。(爽心会 心臓クリニック藤沢六会 磯田 晋)

