自律神経を乱す生活態度

動脈の壁には平滑筋が含まれ、この収縮によって動脈が収縮して血行が悪くなる血管攣縮をきたしやすい方が、遺伝的に5人に1人ぐらい、いらっしゃいます。自律神経はその興奮によって、血管の攣縮をきたすことで、期外収縮や心房細動を誘発し、息切れ、締め付け、動悸、胸痛、脳貧血、心筋障害による陰性T波などの心電図変化を起こします。また自律神経の興奮は脈拍を速くして、不整脈を誘発します。

さてこの自律神経を乱す生活習慣とはどのようなものでしょうか?

まずは煙草です。XXXバツが3つ分であらゆる生活習慣で最悪です。煙草は全身の血管を攣縮させ、特に冠動脈を攣縮させ、頻拍、不整脈をきたし、発癌を2倍にします。また経済負担は3000万円(生涯たばこ代1000万+医療費500万+寿命7年短縮による年金未払1500万)。

次は飲酒とカフェインです。いずれも△×です。飲酒ではアルコールそのものに毒がありますが、飲酒とカフェインに共通する問題は、利尿効果です。これにより体液が減少して動脈の攣縮を助長します、また尿中にNaKMgといった循環と心筋、脈を整えるために必要なミネラルが失われることになります。飲酒とカフェインによる血液の濃縮、ミネラルの喪失を防ぐには、味噌汁、野菜ジュース、トマトジュース、スポーツドリンク、経口補水液摂取の摂取が必要です。カフェインはエナジードリンクやコーヒーに多く含まれ、緑茶や紅茶にもいくらか含まれます。カフェインレスにすれば安心です。

次に現代人の自律神経障害の問題はブルーライトですね。ブルーライトは目を覚まさせる効果がありますが、長時間浴びると頭痛、肩こり、神経障害、自律神経障害、狭心症、不整脈、身体麻痺の原因になります。まずスマホでブルーライトをカットしましょう。アイフォンなら、設定→画面の明るさ→nightshift→1日中、一番暖かい色、アンドロイドなら 設定→画面の明るさ→夜間モード→1日中、一番暖かい色、パソコンなら、設定→ディスプレイ→夜間モード→1日中80-95%カット、がおすすめです。また運転時のブルーライト障害では、LEDヘッドライト、警察による健康無視の上向きライト指導による障害、不法的自己顕示フォグランプや認証破りD社ハイトK自動車による障害などの敵がいますので、安全の範囲でブルーライトカットサングラスや偏光防眩サンバイザーを使用して、ブルーライト障害を減らしましょう。室内照明には可能であれば昼光色でなく、ブルーライトの少ない電球色をお選びください。

次は睡眠です、不眠は自律神経失調に最も問題ですので、眠れないときは睡眠薬、日数制限がなく癖になりにくくボケない現代的な睡眠薬(ベルソムラ、ロゼレム、リスミー、ルネスタ、ロゼレム)を使いましょう。

最後に運動です。運動をすることで自律神経が安定します。週3回30分汗をかくことを意識してください。

まとめ: 心臓にとって自律神経を整えることが重要ですが、自律神経を乱す生活習慣は、喫煙、飲酒、カフェイン、ブルーライト、睡眠不足、運動不足ですので改善しましょう。(2026/1/18心臓クリニック藤沢六会 磯田 晋)