デルタ株時代のコロナワクチン

2回接種で十分か?

コロナワクチン接種が少しずつ広がり、2回接種が終わった方も増えてまいりました。デルタ型が出る前は95%以上の方に抑制効果があるとされてきましたが、デルタ型に対しては70%程度の抑制効果とみられています。2回接種が終わった方もマスクと生活態度については継続をお願いします。ただステイホームと言いますが、周囲の方と距離のおける空間での散歩は問題ありませんので運動不足やストレスため込みにならないようにしてください。

ワクチンの副作用が怖い

死亡者が数百人という記事で接種をためらう方は多いのですが、コロナワクチンは80歳以上の高齢者の方から接種が始まりました。接種後3週間以内の死亡のほとんどは自然死と考えられております。コロナ発症時の症状は相当重症で後遺症も1年以上にわたることがあります。副作用が怖くてワクチンを打たない方は、自動車保険が20万円で高いので保険に入らず、事故を起こして2億円請求されるのと似ています。もともとワクチンは種痘ですから、病気の症状に軽くかかって免疫を獲得する側面があり、副作用がゼロではありません。でも本当に感染したらその何十倍もきついということをお忘れなく。また若い方が自分はかかっても命にはかかわらないと思っていますが、後遺症を抱えた若い方は大勢いらっしゃいます。また家族にうつして家族に何かあったらと考えてください。人生には少しの勇気が必要です。またネットやテレビの情報の9割がたは誰かが儲けるためです。副作用情報を大きく膨らませるのは、彼らの広告収入を増やすなど営利的目的がありますので、搾取される側にならないことを祈ります。

3回目の接種を待ちましょう

3回目のワクチンの接種で抗体が5-10倍程度になる事がわかってきました。デルタ型を制御するにはおそらく3回目の接種が必要でしょう。ワクチン供給や財源などの問題がありますが、もう少し現在の不自由な生活の中でベストを尽くしましょう。

生活で気を付ける事

黙食を心がけましょう。マスクをつけないおしゃべりはいけません。熱中症にならないために炎天下では距離が取れたらマスクをずらしてください。基本エアコンには換気能力がありませんのでケチらずに窓を開けましょう。複数の人との会合、会食、レジャーについては、それが自分の人生に必要なものかよく考えて、この人から感染しても後悔しない方とお願いします。